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肝斑の症状っていったいどんなもの?その治療方法には何を選べば良い?

2020年03月21日

鏡を見た時に顔の中心から左右対称に色の薄い広い範囲のシミが広がっているとしたら、それは肝斑と呼ばれるシミの可能性が高いです。主に頬骨に沿って左右対称に広がるものや、目じりの下あたりに左右対称にできるケースもあります。

頬骨にそって広がる際に目の周囲にはシミが広がらないため、目の周りだけまるで色が抜けたように見えるケースもあります。シミの形状は丸や楕円形などのようにはっきりとした輪郭を持つのではなく、薄い褐色の皮膚がぼんやりと広い範囲に広がるように見えるのが特徴です。年代的には30代から40代に発症することが多く、大体50代後半くらいまでが中心で、さらに年齢を重ねて60代以降になってから新たに発症することはあまりありません。肝斑の場合むしろ高齢になると色が薄くなったり、見た目にほとんど目立たなくなってくることでも知られています。

肝斑はその主な原因がホルモンバランスの乱れとされています。妊娠したり経口避妊薬の服用によって発症したり症状を悪化させるケースが多いため、女性ホルモンの影響が考えられます。30代から40代の女性ホルモンの分泌が最も盛んな年代に現れるもので、中には人目が気になって外出が苦痛になるなど、生活の質を低下させる原因になる場合もあります。シミを気にするあまり強いストレスを感じてしまうことで、ホルモンバランスを崩して心身への悪影響を及ぼすことになれば、さらにシミを悪化させる悪循環に陥りかねません。

気になるからと言って物理的にこすって治そうとしたり自己流のやり方で肌を刺激するような方法は絶対に避け、肝斑かどうかを見極めたうえで、正しい治療方法を始める事が何よりも大切になります。肝斑であることが判明している場合には、主にトラネキサム酸を主成分とする内服薬が効果的です。シミの治療というと美容皮膚科などで行われるレーザー治療を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、肝斑の場合にはレーザー治療はかえって症状を悪化させることにつながるケースもあるので要注意です。

肝斑の治療方法としてトラネキサム酸を主成分とするトランシーノを服用する場合、最低でも1か月は服用を続ける必要があります。およそ1か月間服用を続けた結果症状の改善が認められればさらに1か月間服用を続けることで、肝斑の改善に充分な効果がある事が認められています。ただし、一度改善した場合にも再度発症するケースもあるため、その際には2か月ほどの間隔をあければ再び服用を始める事が可能になります。